上野国交替実録帳「国分寺項」 こうずけのくにこうたいじつろくちょう「こくぶんじこう」 音声解説 解説 専門解説に切替 Toggle 解説 上野国(かみつけのくに:今の群馬県地域)を治めていた役人(国司)が交替する時に作られた、後任の国司への引き継ぎ文書の下書きです。内容は、国司が管理する建物や物品の状況などが記録されています。さらに役人の責任逃れなどに関するやりとりも残され、当時の政治や社会の様子がうかがえる資料です。 show + 「上野国交替実録帳」は、1030年に、上野国を取りまとめる役人、国司が、交替の際に作成した引継ぎ文書の草案です。国司が管理する重要な建物や物品などの破損状況、当時既に失われたものなどを挙げています。また、破損した建物を修理していないことについて、前任の国司が後任者から問われ、責任を逃れようとするやり... show + 住所 : - 時代 : 平安時代 種別 : - 出土場所 : -